2017年05月28日

第60回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

事務局  忠夫

 5月16日(火)に第60回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク(GW)を開催しました。 サークル「囲炉裏」発足5年目最後のGWでした。次回から、サークル「囲炉裏」の活動は6年目に入ります。今回のGW(スタッフ2人だけ)では、5年間のサークル「囲炉裏」活動を振り返りながら、それぞれに、いま行っている活動(サークル「囲炉裏」以外の)や心境について語り合いました。

 私は、4年前から、介護老人保健施設(京都)で、ささやかな傾聴ボランティア活動をしています。介護老人保健施設で、お目にかかる方々は、ほとんど、私(76歳)より年長です。そこには、肉体的・精神的な変化が不可逆的で、状況の改善を望めない方々もおられます。そのような場合、傾聴ボランティア活動は何を目的にすればよいのでしょうか?

 数年後に、私も介護老人となるでしょう。傾聴ボランティア活動のお世話になっているかも知れません。「自分が介護老人になったとき、どんな傾聴ボランティア活動に巡り会いたいか」ということから傾聴ボランティア活動を考えてみたいと思います。

 私は、傾聴ボランティア活動を「お年寄りの感じておられること・考えておられることを聴かせていただくことによってお年寄りの気持ちを理解する。その上で、お年寄りと対話する」活動であると考えています。このように考えることで、ケアの対象としてではなく、ひとりの人間としてお年寄りに寄り添う傾聴ボランティア活動が可能になるように思うのです。

 私には、まだ、わずかな経験しかありませんが、傾聴ボランティア活動では、傾聴ボランティア側にいくつかの心がけるべき事柄があるように思います。それを、3項目にまとめてみました。
 A:お年寄りを、人生の先輩・教師として尊敬する。お年寄りに対する敬意を言葉だけでなく行動でも示す。
 B:お年寄りのことばを、そのまま、信じる。お年寄りの話を、肩の力を抜いて“ユッタリ”と聴く(心身の“ユッタリ”状態が、お年寄りの気持ちを理解するのに大切だと感じています)。
 C:お年寄りとの対話では、お年寄りの話す世界から外に出ない。肩の力を抜いて“ユッタリ”と対話する。

 サークル「囲炉裏」GWの輪の中で、参加者の皆さんや他のスタッフと交わる。また、傾聴ボランティア活動をとおして、お年寄り(私も、充分に、年寄りですけれど)と交わる。そのような交わりをとおして、私がどのように変化していくのか、その変化を楽しむ。そして、交わりをとおして、私に起こった変化を、皆さん(GW参加者・スタッフ・介護老人)にお返しする。そんなことを夢想しています(いまは、夢のまた夢ですが)。

 サークル「囲炉裏」の輪に入って、「安心・安全な居場所」を見つけませんか?
posted by サークル「囲炉裏」 at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月12日

雑記 直行寺さんの庭だより 其の三

事務局 毛利


グループワークの記事に引き続き、庭のことも少し書かせてください。
先日のGWの時は、京都の桜がちょうど満開で、
直行寺さんの玄関先の大きな桜も、とてもきれいに咲いていました。

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恥ずかしながら、長年お世話になっているのに、
ここにこんな立派な桜の木があることに、今まで気が付きませんでした。
今回はGWがちょうど桜の時機に重なってくれたので、
ようやく「はっ」と気付いて、見させていただきました。

また、よく見ると桜のすぐ横には、青々としたモミジの葉が出ていました。

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秋にはこのモミジがきれいに紅葉してくれることでしょう。

また、会場から見えるいつもの庭には、
今年もシャクヤクが咲いていました。

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まだ先初めで、花が開いているのは一輪だけでした。
おそらく来月のGWの時には、もう枯れているでしょうから、
今年も見ることができてラッキーでした。
posted by サークル「囲炉裏」 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

第59回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

事務局 毛利


先日、第59回のグループワークがありました。
よく数字を見ると、もう59回。
次で60回目になるんですね。
これまでのんびりと続けさせてもらい、
様々な方々と紡いできた囲炉裏の「場」があることを、
改めて感慨深く思いました。

さて、今回のワークも前回と同じく、スタッフのみの3人のワークとなりました。
いろいろとそれぞれ話をした後、
かなり長めの沈黙の時間がありました。
その沈黙の中で、私は今、心に留めてあることについて、
思いを巡らせていました。

私は今、老人ホームに勤めさせてもらっています。
利用者の中には、歩いたり、おしゃべりをしたりすることができる方もおられますが、
寝たきりだったり、話すことができない方もおられます。
そうした方々の生活のお手伝いをさせていただく中で、
「人が生きるっていうのは、どういうことなんだろう?」
「今、この方々に自分ができること、すべきことはなんなんだろう?」
という思いがわいてくることがありました。

しかしながら、勤めさせてもらっている以上、
仕事は次から次へと色々あって、
なかなかその思いと向き合うことなく、
日々の時間は過ぎていくなぁと感じています。

だけれども、今回のワークの沈黙の時間の中では、
そのことについて、ゆったりと自分の中で向き合うことができたように思います。

日常のあれやこれやから、ちょっと離れた静かな時間。
そんな時間って、取れるようで取れない、大切な時間のように思います。

少し立ち止まって、今の自分自身を見つめる。
あるいは、今の自分自身に問いかけてみる。
私にとって今回のワークは、そんな静かな時間をいただけた「場」でした。

次回はいよいよ第60回目です。
あなたもサークル「囲炉裏」の輪に入って、「安心・安全な居場所」を見つけませんか?
posted by サークル「囲炉裏」 at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記