2018年02月05日

第68回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

事務局  忠夫

 立春を過ぎましたが、例年以上に寒い日が続いています。2週間ほど前になりますが、1月22日(月)に第68回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク(GW)を開催しました。前回GWの反省から、スタッフ2人で、しっかり会場づくりをしました。きれいに整った会場を見ると、こちらまで気持ち好くなります。
 今回は、参加していただいたMさん(男性)にスタッフを加え、総勢3名のGWでした。今回のGWが平日の開催だったため、Mさんは有給休暇を取って参加されたそうです。Mさんは何回も参加された経験をお持ちなので、今回のサークル「囲炉裏」GWにもすぐに融けこまれて、これまでになく深いGWになったように思います。サークル「囲炉裏」GWの場も、少しずつ成長していることを感じさせました。

 先日、久しぶりに宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に目を通す機会がありました。
「雨ニモマケズ/風ニモマケズ/雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ/丈夫ナカラダヲモチ/欲ハナク/決シテ瞋ラズ/イツモシヅカニワラッテヰル/一日ニ玄米四合ト/味噌ト少シノ野菜ヲタベ/アラユルコトヲ/ジブンヲカンジョウニ入レズニ/ヨクミキキシワカリ/ソシテワスレズ/野原ノ松ノ林ノ蔭ノ/小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ/東ニ病気ノコドモアレバ/行ッテ看病シテヤリ/西ニツカレタ母アレバ/行ッテソノイネノ束ヲ負ヒ/南ニ死ニサウナ人アレバ/行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ/北ニケンクワヤソショウガアレバ/ツマラナイカラヤメロトイヒ/ヒデリノトキハナミダヲナガシ/サムサノナツハオロオロアルキ/ミンナニ デクノボートヨバレ/ホメラレモセズ/クニモサレズ/サウイフモノニ/ワタシハナリタイ」
というよく知られた詩です。
 子どもの頃、若かった頃、中年の頃・・・と読むたびに感じることは違っていましたが、今回は最後の「ミンナニ デクノボートヨバレ/ホメラレモセズ/クニモサレズ/サウイフモノニ/ワタシハナリタイ」というところに引っ掛かりました。宮沢賢治は、なぜ、「ミンナニ デクノボートヨバレ/ホメラレモセズ/クニモサレ」ない者になりたかったのでしょうか?
 もちろん何が正解なのか分かりませんが、皆さんがどのように思われるのか、サークル「囲炉裏」GWの場で、お考えを聴かせていただきたいなぁ・・・と、そんなことを夢想しています。

 サークル「囲炉裏」の輪に入って、「安心・安全な居場所」を見つけませんか?

posted by サークル「囲炉裏」 at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年12月16日

第67回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

毛利


12月12日は、囲炉裏の本年最後のグループワークがありました。

さすがに12月ともなると、ググッと冷え込んできますね。
駅から直行寺さんまでの道が、なかなか厳しく感じました。

さて、今回はお一人参加者があり、スタッフも入れて4名でのワークとなりました。
それぞれが、今ここの心のままに、ゆったりと語り、聴き、響き合う時間を過ごさせてもらいました。

今回のワークで印象的だったことは、ワークをする「場」についての話題でした。
私は準備をするときに、皆さんで座る場所だけを考えていたのですが、座る場所以外も含めて、部屋全体、あるいは空間全体が、囲炉裏の場ではないのか、ということをご指摘いただきました。

たしかにそうだなぁと、思いました。
グループワークをしていて、何気ないこと、ほとんど意識していなかったようなことが、実は大きく人の心の動きに大きく関係していた、なんてことは何度か体験しています。

ですので、次回の囲炉裏からは、部屋全体に意識を配って、準備をさせてもらおうと思っています。
また一つ、囲炉裏の「場」が、安心・安全なものになっていけるのではないかと、今からワクワクしています。

本年も皆さまには大変お世話になりました。
また来年も、よろしくお願いします。
posted by サークル「囲炉裏」 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年11月26日

第66回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

事務局  忠夫

 11月13日(月)に第66回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク(GW)を開催しました。その日は、朝は寒かったのですが、日中は暖かくて外を歩くと少し汗ばむ程でした。
 今回は、Aさん(男性)にスタッフを加え、総勢3名のこぢんまりとしたGWでした。Aさんは、6年まえにサークル「囲炉裏」がスタートしたときから、年に1〜3回のペースで「安心・安全な居場所」を見つけるためのGWに顔を出してくれるなじみの方です。今回のサークル「囲炉裏」GWには、予約なしに飛び込んでこられましたが、すぐに、その場に融けこんでくれました。Aさんにとっては、サークル「囲炉裏」GWの場が「安心・安全な居場所」になっているのでしょう。

 GWでは、参加していただいた方やスタッフの間で、言葉のやりとりが行われます(コミュニケーション)。コミュニケーションには、話者のもっている「情報」を相手に伝える力だけでなく、話者の「情動(感情)」を相手に伝える力があります。
 GWでは、話者の「情動」を大切にします。GW経験者の多くの方は、言葉の調子・声の大きさ・声の高さ・言葉を発するときの表情などに現れる話者の情動に寄り添いながら、言葉のやりとりに参加します。
 GWで、周りの人が話者の話をしっかり聴こうとし過ぎると、話者の肩に力が入ってしまい、思ったことの半分もしゃべれなくなります。
 まだ、言葉になっていない話者の「情動」に寄り添い「ユッタリ」と聴く、聴いている人が「言葉になっていない話者の情動・情報を先取りして、言葉にしてしまう」のではなく、話者自身がそれを言葉にするのを「ユッタリ」と待つ、そういうことができるのが、こぢんまりしたGWの醍醐味だと思います。
 話者が直面している難問への(対症療法的な)解決法を周りの人と共に探すことを主な目的とするのでなく、GWの場にいるみんなが、困難な問題にみずから積極的にとりくみ、これを処理していけるだけの力を身につけるようになること、これがサークル「囲炉裏」GWの目指すところです。

 サークル「囲炉裏」スタッフは、これまで参加していただいた方々の言葉に含まれる「情報」だけでなく、参加していただいた方々の「情動」を心の中に蓄えて、これまでの参加者とともに「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワークに参加したいものだと願っています(この願いは、なかなか、達成されませんが)。
 そうすることにより「安心・安全な居場所」を見つけるためのGWは、(少しずつですが)成長を続けることが出来ると思うのです。これまでサークル「囲炉裏」GWに参加されたお一人・お一人が、サークル「囲炉裏」GWの場を、その場に参加している人たちと共に育んでいるように感じます。

 今回の参加者Aさんの発言に「後ろ盾」という言葉がありました(参照:サークル「囲炉裏」第67回GWの案内メール、2017/11/15発信)。この「後ろ盾」は、サークル「囲炉裏」がもともと持っていたモノではなく、Aさんを含む、これまで参加していただいた多くの方々が、サークル「囲炉裏」GWの場で育ててきたモノなのです。

 サークル「囲炉裏」の輪に入って、「安心・安全な居場所」を見つけませんか?
posted by サークル「囲炉裏」 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記