2018年05月14日

第72回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

事務局  忠夫

 ゴールデンウィーク明けの5月7日(月)に第72回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク(GW)を開催しました。雨が降り、直行寺さんの庭は新緑で映えていました。
 今回は、総勢3名のこぢんまりとしたGWでした。GW参加者3人が、それぞれの心に浮かんだ「自分の想い」を語り合う、内容の濃いGWだったように思います。
 第70回GWで「聴くことの大切さ・難しさ」が話題になりましたが、今回のGWでも、私は「聴くことの大切さ・難しさ」を強く感じました。自分が知りたいことを「訊く」のでなく、相手が話したいことを「聴く」ことの大切さ・難しさです。
 第70回GWのブログにも書きましたように、私たちが心の奥のほうで、何とはなしにモヤモヤしているものを言葉として口に出すときには「深層心理(無意識)⇒心(意識)にイメージを浮かびあがらせる⇒心(意識)に浮かんだイメージを(こころの中で)言葉にする⇒その言葉を口に出す」というステップを踏んでいます。これは、かなり時間のかかるしんどい作業です。
 相手の口から言葉が漏れてくるのを待てなくなって、自分の考えを言ってしまう(説得してしまう)、あるいは、相手の話を勝手に解釈して「それはこういうことではないのか」と言ってしまう。そうすると、話者はこころの中で行う「深層心理(無意識)⇒心(意識)にイメージを浮かびあがらせる⇒心(意識)に浮かんだイメージを言葉にする」というしんどい作業をしないで、耳から入ってきた助け船(言葉・考え)に乗ってしまいます。
 このような場合には、会話はスムーズに進むでしょうが、話者の心の奥のほうでモヤモヤしていたものは、その人のこころに残ったままになってしまいます。これでは、GWに参加した意味がありません。
 相手の言葉を聴くとき、その言葉を聴いているのは聴き役としての私だけではありません。言葉を口に出した本人も自分自身の言葉を聴いているのです。両者が、同じ言葉を聴くことをとおして、ともに「育ち合う」人間関係が生まれてきます。
 サークル「囲炉裏」の「安心・安全な居場所」を見つけるためのGWでは、「参加していただいた方々」「ファシリテーター」そして「GWの場」が、ともに育ち合うことを目指しています。言葉を換えれば、私たちの目指すところは、教え育てる「教育」ではなく、共に育つ「共育」だということになります。

 皆さんも、サークル「囲炉裏」の輪に入って「安心・安全な居場所」を見つけませんか?
posted by サークル「囲炉裏」 at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年04月07日

第71回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

毛利


一昨日、サークル「囲炉裏」のグループワークがありました。
今回は一名の参加者があり、スタッフも入れて4名でのワークとなりました。

「話したい方が、話したい時に、話す」ということを大切に、のんびりゆるりと過ごさせてもらいました。

囲炉裏のワークに来られる方々の動機は様々ありますが、今回は僕の今の動機について書いてみようと思います。

囲炉裏の時間は、僕にとっては「安心してのんびりすることが許されている時間」です。
私生活での忙しさから一歩離れた感じで、ホッと一息つきながら、自分自身、そして目の前の方の心にゆるりと向き合わさせてもらうことができる、そんな風に感じています。

そして、この頃思うのは、一人一人、心の有り様が違うように、一人一人、見えている世界が違うんだなぁという事です。
この「違うんだなぁ」という気づきは、僕にとってはとても大切なことでした。

だからこそ、その人の見ている世界って、どんな感じなんだろうと、思いを寄せて話を聞かせてもらう。
それをゆっくり丁寧に実践することができる「場」が、僕にとっての今の囲炉裏のグループワークだなぁと思いました。

そして時折、その人の世界を共に感じることができると、何とも言えない心の温かさを感じます。
何というか、人と人とは、本当に心から分かち合う事ができるんだなぁと実感させてもらっているように思います。

取り留めのない話になりましたが、このあたりが今、僕が囲炉裏の場にいさせてもらっている大きな動機になっているように思います。

さてさて、よろしかったらあなたも囲炉裏の場、ご一緒してみませんか?
posted by サークル「囲炉裏」 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年03月24日

第70回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク

事務局  忠夫


 春の彼岸入り前、3月17日(土)に第70回「安心・安全な居場所」を見つけるためのグループワーク(GW)を開催しました。暖かい日でした。直行寺さんの庭では、椿が終わって紅梅が盛りでした。

 今回は、久しぶりに参加していただいたEさん(男性)、Fさん(女性)に直行寺の副住職さんとスタッフを加え総勢5名のGWでした。EさんもFさんも、3時間のGWでは、語りきれないような深い想いを、心に浮かぶままに、訥々(とつとつ)と語ってくれました。

 それを聴かせてもらいながら、サークル「囲炉裏」GWが、安心・安全な場として育っていることを感じました。もちろん、「安心・安全な場」として、まだまだ、未熟ですが。

 第70回GWでは「聴くことの大切さ・難しさ」が話題になりました。相手の話をよく聴くことなしには、GWは成立しません。しかし「聴くことの大切さ・難しさ」はGWだけに限りません。私たちの日常生活にも言えることです。

 周囲の人とのコミュニケーションには、相手の話をしっかり聴くことが必要です。では、相手の話をしっかり聴くことができれば、聴き手として充分と言えるでしょうか。筆者は「それでは足りない」と思っています。何が足りないのか・・・考えてみたいと思います。

 私たちが自分の想いを口に出すとき、少なくとも、3つのステップをとおります。すなわち、1)深層心理(無意識)から心(意識)にイメージを浮かびあがらせる、2)心(意識)に浮かんだイメージを言葉にする、3)心(意識)に浮かんだ言葉を口に出してしゃべる。

 いつも考えていることをしゃべるだけなら、上記の3)のステップだけですみます。

 しかし、心の奥のほうで、何とはなしにモヤモヤしているモノを、心の中で言葉に変え、それを口に出してみる。すなわち、1)⇒2)⇒3)のステップをとおして、話をしてみる。これは、なかなか、難しいことです。

 話し手が「自分は、今、安心・安全な場にいる」と思っているときに、はじめて、心の奥のほうで、何とはなしにモヤモヤしているモノがなめらかに言葉となって口から出てきます。そして、心の奥のほうにあるモヤモヤが晴れて、スッキリすることもあります。

 聴き上手と言われる人は、しっかり話を聴くだけでなく、話し手の心の奥のほうでモヤモヤしているモノを、話し言葉として引き出すことが上手なのです。言い換えれば、話し手に「自分は、今、安心・安全な場にいる」と思わすことのできる人が、聴き上手といわれるのだと思います。

 では、話し手に「自分は、今、安心・安全な場にいる」と思ってもらうためには、どうすればよいのでしょうか?

 もちろん、いくつもの答えがあると思いますが、皆さんがどのように思われるか、サークル「囲炉裏」GWの場などで、お考えを聴かせていただきたい。そして、皆さんと一緒にサークル「囲炉裏」GWを育てたい・・・そんなことを夢想しています。

 サークル「囲炉裏」の輪に入って、「安心・安全な居場所」を見つけませんか?
posted by サークル「囲炉裏」 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記