事務局 忠夫
サークル「囲炉裏」は、コロナ禍のもとで3密を避けるため、対面によるグループワーク活動を1年間近く行っていません。コロナ禍の現状を考えると、対面によるグループワーク活動をいつ再開できるかの目処は、まだ、立っていません。
そこで、前月のスタッフブログでお知らせしたように、2月27日(土)に、オンラインによるサークル「囲炉裏」グループワークを開催することにしました。
このオンライングループワークは、サークル「囲炉裏」の対面グループワークの経験を踏まえて、少人数で行いたいと思います。少人数で行うことにより、参加者のしゃべる言葉を聴かせてもらうだけでなく、しゃべっている方の言葉によらない表現も、お互いに、感じ合えるのではないかと期待しています。
なお、今後ともコロナ禍の状況を見ながら、対面グループワーク活動の再開時期を検討していきたいと思います。
前々回に引き続き今回のブログでも、A女(間もなく生後10ヶ月)の身振り手振り・言葉にならない声・表情などをもとに感じたことを書いてみます。
A女は、離乳食を口に入れ始めました。最近では、周りの大人が何か食べていると、身を乗り出して茶碗やお皿に残っている料理を手づかみにしようとします。周りの大人がそれを止めると、A女のブーイングが始まります。
何人かの大人が囲んでいる食卓に向かい、母親に抱っこされながら、離乳食を口に入れてもらうとご機嫌です。お腹がすいているときには、のどにつかえるのではないかと心配になるほどの勢いで離乳食を口に入れ飲み込みます。
母乳を飲んだばかりのときでも同じような行動をとりますから、料理を手づかみにしようとしたりブーイングを始めたりするのは、「食べたい」という気持ちだけでなく「大人と同じことをしたい」という気持ちを表現しているのではないでしょうか。
「大人と同じことをする」ことで大人とつながります。この「大人とつながっている」という感覚が、A女に安心感を与えるように思います。
胎児〜乳児の時期、赤ちゃんの心身は母親と強くつながっています。生後数ヶ月の赤ちゃんは、真似をするという意識もなしに、母親と同じことをするそうです(例えば、母親が舌を出したら赤ちゃんも舌を出す)。「母親と同じことをする」ことにより、母親とつながっているという安心感を得るのでしょう。
産まれてから数ヶ月の間、赤ちゃんの心の世界に住んでいるのは母親だけです(母子一体)。母親でなく、それに代わる女の人(おばさん、おばあさん等)であってもよいのですが、男の人(父親、おじさん、おじいさん等)ではダメなようです。
離乳食の時期になって、母親(または、母親がわり)以外の大人(父親など)が食事をしているのを見ても、彼らと同じことをしたがる。これはA女が心の世界に父親やその他の家族・親族を受け入れ、彼らとつながりを持ち始めていることを示唆します。
A女と周りのモノ(者・物)との関係をとおして見てみると、離乳期における心の成長(心の世界に、母親だけでなく母親以外の人を受け入れ始める)と身体の成長(体内に、母乳だけでなく離乳食を受け入れ始める)は連動しています。A女は「心の成長と身体の成長を切り離して考えることはできない≃心身は一如である」ことを大人に伝えているように思えます。
2月27日(土)には、パソコンのスピーカーから漏れる声と画面に映しだされる像をとおして、どんなことを学ばせてもらえるのでしょう。オンライングループワークを楽しみにしています。
posted by サークル「囲炉裏」 at 13:45|
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